クラロワ

【クラロワ】けんつめしとRADが紡ぐ物語

 

プロローグ

昔々、クラロワ界には「けんつめし」と「RAD」という者が居た(今も活躍されています)。この2人は昔から因縁のある2人といっても過言ではないくらい色々あったのだ。

それぞれ1人ひとりの過去を書いていたら無限にかけてしまうので、ここでは公式大会として行われた「クラロワ日本一決定戦」から話を進めよう・・・・(敬称略)

 

2017年5月

5月~9月にかけて予選大会を月1で行い、そこで獲得したポイント上位30人とワイルドカード枠2人が「THE FINAL」に出場できるという大会だった【クラロワ日本一決定戦】(詳細は下のkabutom氏のnoteを読んでくれ…!!)

https://note.com/kabutom/n/n49d0fc9bc7ec

 

あれは…2017年5月。

初めて行われた日本一を決める大会の初戦は「けんつめしvsRAD」だったのだ。運命でしかない。

この、クラロワ日本一決定戦の初月であった5月大会でけんつめしが優勝し、そのままクラロワアジア大会でタイ3位を取ったことはまだ記憶に新しい。

けんつめしが得意としていたゴーレムデッキ、メタとしてクロスボウデッキを採用したこの組み合わせが環境にも刺さったのだと思われる。

そしてRADはというと、6月7月8月と日本一決定戦を圧倒的な強さで優勝した。RADは三銃士デッキが有名な選手だったが、個性的なカードを使われることでも有名だった。

好きなカードとしてボウラーを選ぶRAD。ミラーや鏡、ババ小屋などのマイナーカードを入れたりが見られる選手だった。現在ではババ小屋の採用率はあがってきましたね。

 

5月に優勝したけんつめしと、6~8月に優勝したRAD。9月・THE FINAL で再戦のマッチングを期待していた視聴者たちだったが、叶わず。

9月大会ではRADが出場できず、THE FINAL の予選でお互い敗退してしまった。そして・・・・次年。

 

 

2018年2月5日 / 4月2日

少しだけ本題からズレることになるかもしれませんが、ウェルプレイド社と2人の関係を少しだけ。

ウェルプレイドが2018年3月12日から開始した「プロesports選手や周辺タレントのマネジメント事業」にけんつめしが所属することを発表された。

けんつめし本人から告知がされたのが2月5日だったので、事業化する前から所属していたという認識で大丈夫だと思うのだが相違があるかもしれない。

それに追う形で4月2日にRADが所属することが発表された。これらによってこの2人が直接的に一緒に仕事したような実績があるのかは僕の知る定かではないが、この前の2月に行われたイオンモールでのオフ会は確実に関わっていることだろう。

参考URL「https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000014685.html

 

 

2018年4月

3月にクラロワリーグ発足が発表される。日本はクラロワリーグアジア 全12チーム中4チームが所属することになった。

日本参入チームは次の4チーム。PONOS Sports(現在PONOS), FAV gaming, そして今はもうないGameWith, DetonatioN Gaming。

 

プロ選手になるためには20勝チャレンジをクリアしてオンライン大会を行って、プロ選考会でチームにアピールするという過程があるのですが、

特別選手枠という制度があり、「けんつめし」と「RAD」は特別選手としてFAVに所属した。なお、PONOSには「みかん坊や」「フチ」が加入。

圧倒的な知名度を持っていたけんつめしRADを包するFAVと、みかん坊やフチを包するPONOS。観戦者はどうしてもこの2チームに目が行きがちだった。

 

しかし、クラロワリーグ初戦。

PONOS vs GameWith。知名度の差から応援されていたのはPONOSだったのだが、この試合を制したのはGameWith・・・・この話をすると無限に長くなるのでここではこれ以上掘り下げない。

実績・知名度から優勝候補だったPONOSとFAV。初戦で黒星が付いたものの順調に勝利を重ねていったPONOSとは引き換えにFAVの成績が奮うことはなかった。

 

2018年のクラロワリーグではシーズン1,2ともにFAVが活躍する姿は見れず。圧倒的知名度をもってしてもクラロワリーグで勝ち切ることは難しかったのだ。

それは2v2というゲームモードが存在したからなのかもしれないが。シーズン1は7位、シーズン2は6位という結果に終わった。

シーズン2のプレイオフに見せたRADの涙が今でも忘れられない。永遠に忘れることはないだろう。

 

2019年4月

昨年と同様3月に20勝チャレンジが行われる。プロ選手は解雇された状態とはいえ、プロとして戦った1年の差は大きい。ある程度成績が奮わなかったとしても新規選手を雇用するリスクは高い。そのなかで6人の新規選手がプロとなった。

北米の方では地域がWestに統合され、CRL縮小化の一途を辿っているわけだが、その話もまた別の所で。

けんつめしは昨年と同じくFAVに残留。2年目の同じチームで世界大会を目指す。

 

『RADは???』

「来年こそはここ(世界大会)に絶対立ちたい」とインタビューで発言していたあのRADは、。昨年シーズン1でアジア優勝、世界大会でも3位に輝いた【PONOS】に移籍となった。

2018年のFAVは1v1を けんつめし・Oz・だに が受け持ち、RAD・焼き鳥 が2v2を担当していた。そのRADはPONOSへ、焼き鳥は昨年アジア2位のGameWithに移籍した。

あまりにも衝撃すぎて言葉を失ったのを今でも覚えている。けんつめしはFAVに残ったが、今年は去年以上に酷い結果になるのでないかと。

しかし、FAVには新規加入のJack・きたっしゃんがいた。2人とも2.6ホグ使いであったことにはまた驚いたが、Jackの知名度は物凄かった。

特に海外からの人気がとても強く、まさかのFAV加入かと騒がれた。これは否定的な意味で。

 

シーズン1に入り、満を持して1v1にJackを投入。どのようなプレイングを見せてくれるのかとみんなの関心が高まっていた中、

Jackは負けた。

プロとして戦うという意味。BO3・BANピックルールで戦うというデッキ幅など敗因は沢山あっただろうが、Jackの不調はシーズン中旬まで続いた。

シーズン終盤には調子を上げ、勝ち星が付いてきていたがスロースターター過ぎた。シーズン1はプレイオフにすら進出できずに終える。

 

プロリーグ2年目となり別のチームに分かれた二人だったが、日本一決定戦からのリベンジマッチ、直接対決をするシーンは見られなかった。

FAVは けんつめしきたっしゃんで2v2を組むようになり、Jackが1v1を担当。だにがJackを支えるような構図になったため、必然とけんつめしとRADが戦うことはなかったが、お互いに意識しあっているのは見て取れた。

 

 

クラロワリーグ2019 シーズン2

まだ数ヶ月前の出来事だが、FAVはJackの安定した勝利と、完成されたけんつめしきたっしゃんのコンビ。

初戦に黒星が付いてしまったことから勝利数を追いかけ続けるような形となったが、最後の最後には勝利数が同数に追いつきグループ1位に輝いた(直接対決でFAVが勝っているため。

そんな中、シーズン1では好調だったRADライキの2v2が負け越していたり、1v1でもあまり好成績をあげた選手が居なかったことから、グループ3位という位置づけになった。

 

誰が予想していただろうか。去年世界大会に出場したPONOSを差し置いて、昨年プレイオフにすら顔を見せなかったFAVがアジア2位。

そして世界大会で1勝もできなかったものの、シード権を獲得していたため世界大会3位の成績も収めた。

 

2018年、RADの勝利を2v2で活かせずに負けるシーンが多かったFAVを離れ、PONOSで活躍していたRADだったが世界大会に出場することは出来ず、

昨年と大きく様相を変えたけんつめしが酷く嫌っていた2v2を自ら克服し、さらにはきたっしゃんと勝率1位を獲得した。

 

 

どこで差が付いたのだろうか

この結末はあまりにも残酷すぎないか。僕がストーリーを書いたのならばこのような終わりにはならなかったであろう。

しかし、けんつめしが主人公だったという事なのだろうか。この物語はけんつめしが成功することがゴールとされるストーリーだったのだろうか。

 

いや、まだこの物語は終わっていない。

これからだ。

 

今年もクラロワリーグが行われる。けんつめしはFAV, RADはPONOSに残り、戦うことを決めた。

 

 

あの、2017年5月に行われたクラロワ日本一決定戦から、まだ公式大会でこの2人が直接戦ったことはない・・・・・・

 

 

2020/06/14 追記

「日本でいちばんクラロワが強いやつを見たい」これで勝ったら、誰も文句を言えないような死闘を見たい。そして2020年6月、ドズルはまた立ち上がる。誰もが口を揃えて「最強」と認めざるをえない男を決めるために。

ドズルさん主催の【クラロワ最強決定戦】が開催された。非公式ではあるもののクラウドファンディングでの協賛が570万を突破した(6/14現在)

予選2日目、Dグループで戦った二人の勝敗は・・・・お互いに1本を取り合う戦いの末、けんつめしが勝ち切った・・・・

まだ公式大会でこの2人が直接戦ったことはない・・・・(言いたいだけ

 

 

Twitter

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語を含まれないコメントは反映されません。(スパム対策)