天気の子シリーズは全3編となってまして、この記事は2本目になります。
よければ前編と後編もよろしくお願いします。
【前編】
【後編】
映画鑑賞直後レポ
前編は1周目観たレポを書きました。後編は小説を読んだ後2周目を観てレポを書きたいと思っています。
そしてこの中編は映画を観た直後の話。前編か後編にまとめてもよかった気がするけど、少しズレてるかなーっておもいまして。
レポでもなんでもないんですが、読んでいただけると嬉しいです。
映画を観た後の時間
わりと大きな劇場だったのでたくさんの人の感想を右から左に流しながら(他の人の意見を聞くのは好きじゃない)、せっせと歩く。
ちなみに後ろの人は「君の名は。」のほうが好きと言っていた。僕は「天気の子」が好き。
帰りは自転車で30分ほど漕がないといけないため、自分の思いを馳せるためにドトールでカフェラテを買って(コーヒーを飲むとリラックスできるんですよね。)、色々なことを考えた。
この時間が好きだ。帰りのこの時間が。あのシーンの伏線がーとか、あのシーンのあれがーとか。そうやって思いをめぐらせている時間がとても好きなのである。
しかし今日はそこで終わらなかった。とあるものを買いにコンビニによったのが事の発端。
それを探していたらとある小説を見つけた。その小説は紛れもなく「天気の子」だった訳だが、その小説を手に取った。
あまり褒められた行為ではないが(後で購入したので許して欲しい)、少し気になってペラペラと流し見し、最後の後書きと解説のページを見る。
そこには監督である新海誠と音楽を担当したRADWIMPS、野田洋次郎の文章があった。
「映画は学校の教科書ではない」。僕は僕の生の実態を物語にしていくしかないのだ。(新海誠)。
エンドロールに流れる「大丈夫」という曲の歌詞から最後のシーンを描きなおしてきた(野田洋次郎)。
その文章を読んだ後、気づけば小説を手に取ってレジに並んでいた。
僕が書く天気の子シリーズはそんな僕のエゴで固まった天気の子を観たレビュー記事である。
これも褒められたことではないが「大丈夫」をYouTubeで聞いた(それも購入したので許して欲しい)。
前述のラストのシーンの話。『君を大丈夫にしたいんじゃない君にとっての「大丈夫」になりたい』がこの映画の全てを示している。
野田洋次郎が示したラストで終えるのは新海誠が提示したメッセージとは少しズレるのかもしれないが、
新海誠が言いたかったのはそういうことだと思った。
全てが全て完璧に終わる訳では無いのもまたこの映画に込められた意味なのでは。
【前編】
【後編】
ありがとうございました。Twitter