おはようございます、天琥です。
最近のネット社会ではマウントを取った人が強いみたいな風潮がありますね。
でもマウントを取ったところで何の意味もないと思うんですよね。という話です。
マウントとは?
マウントを取る。要約すると「自分の方が上ですよと振る舞うこと、その発言」のことを指します。
ゲームとかで例えると「俺も方が上手い。お前は下手」みたいな発言をする人とか、
アーティストに対してもファンがファン歴で新規を下に見るようなこともマウントを取ると表現しますね。
自分の優位性を相手に示すこと。と考えても良いかもしれませんね。
マウントを取る人が増えている
最近良く見かけるのは音楽のYouTube動画のコメント欄。
私は「人気のなかった頃から応援してました」みたいなコメントを見かけたことはないでしょうか?
特に、急激に人の目に触れるようになった「RADWINPS」や「米津玄師」のコメント欄を見るとわかりやすいかも。
米津さんで言うと「ハチ」時代のファンが「私はハチさんの頃から知ってました」みたいなマウントの取り方をする。
マウントを取ったから何?
まぁ、言いたいことは分かる。
自分の方が先にファンだったもん、新規にファンと名乗られるのが複雑な気持ちは分かる。
分かるけれど。
そこでマウントを取る必要はありますか?という話。
自分は自分なりのスキがあって、新規は新規なりのスキの形がある。
ファン歴に上も下もクソもねぇ。と僕は思うわけです。
ネット弁慶になったところで。
このマウントを取ってくる人って実生活にもいますが、基本的にはネット上にしか生息していないのが特徴です。
匿名なのを良いことに言いたい放題。つまりはネット弁慶なわけです。
これは半分くらい偏見ですが、ネット弁慶の人は視野が狭いことが多い。
目の見える範囲でマウントで一番上を取ったとしても、視野を広げてみたらそれはほんの一部に過ぎない。これを「上には上がある」というわけですが。
ヤンキーがスクールカーストで上を取っても社会に出たら何にもならないのと同じで、小さな世界でマウントを取っても何にもならないんですよね。
話は少し戻って
アーティストの話に戻しますと、ファン歴では確かに新規と古参では違いがあるかもしれない。
けれど、LIVEに行ったりCDを買ったりしている時点でみんな平等でなはずなんです、というより平等でないとおかしい。
人のスキを自分の物差しで測ることは不可能だし、自分のスキと比べることもできない物であるから。
せっかく同じ趣味をもって同じ音楽を好きになったのに喧嘩しなくても良いじゃんって思いますね。
もちろん、音楽に限らず全般に言える事です。
人を貶すことでしかアイデンティティを確立できない人になるな。
言いたいことは上の通りなのですが、マウントを取る人は「相手を下に見ることで自分の優位性を保っている」。
相手を貶すことで自分が何なのかを確立(アイデンティティを確立)させる人なんです。
なんか、それって。恥ずかしくないですか?
自分に価値がないと思っているから必死に相手の欠点を探して貶めているわけじゃないですか。
しかもそこには何の価値も生まれない。ただ足の引っ張り合いをしているだけ。
相手の欠点を探すなら自分を見つめなおせっていう。
是非、人を貶さずにマウントを取れるような人になってください。
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。
by. 天琥 @amaco711